この記事では、右脳を鍛えるドーマンメソッドと右脳教育について、特徴やこだわりを比較して紹介しています。
- ドーマンメソッドと右脳教育の違いがわからない
- どんな特徴があるのか気になる
- ドーマンメソッドと右脳教育の効果って?
子どもの右脳を鍛える方法はたくさんありますが、我が家ではドーマンメソッドと右脳教育を取り入れています。
どちらも右脳を鍛える方法らしいけど、何がどう違うの?
名前だけ聞いても、どうやって右脳を鍛えるのかイメージが難しいかもしれません。
ドーマンメソッドと右脳教育の特徴をチェックして、比べてみました!
比較して、どんなところが伸ばせるか見ていくよ◎
ドーマンメソッドと右脳教育の特徴について
ドーマンメソッドと右脳教育、どちらも右脳を鍛えるための教育です。
簡単に紹介をすると、次のようになります。
ドーマンメソッド
- 脳の成長期に合わせて適切な刺激を与えて、子どもの知性を何倍にもする方法
- 0歳の赤ちゃんから親子で取り組める乳幼児プログラム
右脳教育
- 右脳を鍛えるだけでなく、左脳も含めた全脳が使えるように取り組む教育
- 想像力・集中力・記憶力・表現力を伸ばす
どちらも右脳を鍛えるための教育ですが、違いについて詳しく解説します。
過去の記事でも詳しく紹介していますので、しっかりチェックしたい場合はぜひ読んでください。
ドーマンメソッドの特徴は生きる力を育てること
ドーマンメソッドは、一生で必要な「生きる力」を育てる方法です。
文字、数、知識、運動の4つの要素に分けて親子で取り組みます。
全部将来、生きるために必要な力だよね◎
4つの要素だけ見ると、ドリルなどに取り組みそうなイメージを持たれるかもしれませんが、やるのはおうち遊びです。
0歳からできる方法なので、楽しみながら勉強に興味を持ってもらえるように。
ドーマンメソッドは勉強を教えるというより、子どもの好奇心を育てて、自分で学ぶことが楽しい、と感じてもらうことが目的です。
- 文字カード
- ドッツカード
- 絵カード
- 運動遊び など
3歳くらいまでは右脳が先に発達していくので、右脳を刺激しながら学ぶことへの好奇心を育てることに。
またドーマンメソッドでは、絵カードをフラッシュカードのように、高速で動かさないことも特徴です。
フラッシュカードは右脳教育の代表的な教材になるので、次で紹介しますね。
右脳教育の特徴は人間力を高めること
右脳教育では、右脳の秘められた力を伸ばし、能力の土台を作ります。
そして感情豊かで、優しく、好奇心旺盛な子どもを育てる方法も、右脳教育の特徴です。
右脳が一番発達する時期に鍛えることで、人間力を高める効果があるよ◎
右脳教育は、遊びだと思っていたことが実は右脳教育になっていた!というものが多いです。
- 積み木
- パズル
- ぬり絵 など
右脳に効果的な遊びの中では、先ほど紹介したフラッシュカードが有名です。
大量の絵を高速で次々に見せていき、情報を瞬時に記憶させる方法です。
高速で見せるのは、右脳が早いものに反応するという特性を活かしているからです。
フラッシュカードの効果やおすすめのカードはこちらで紹介していますので、チェックしてみてください♪
ドーマンメソッドと右脳教育を比較!
ドーマンメソッドと右脳教育の特徴を比べてみると、取り組む方法と効果に違いがあります。
2つとも右脳を鍛える方法ですが、鍛えるポイントが少し違うため、得られる効果にも違いが。
取り組む方法に少し違いはあっても、共通しているのは子どもの右脳を鍛えること。
そして親子で楽しむことが、ドーマンメソッドと右脳教育にとって大切な共通点です。
ドーマンメソッドは学びを楽しめる子どもを育てる
ドーマンメソッドは早い段階で教育を取り入れているので、学びを身につける方法が具体的です。
例えばドッツカードでは、白いカードに書かれた赤い丸(ドッツ)で「数」を教えて、「数の事実」を教えます。
数字を記号として暗記するのと、理解して覚えるのでは、定着度が全然違う!
また、子どもの知性を何倍にもするため、脳に適切な刺激を与えて学びへの好奇心を育てます。
勉強は子ども本人が興味を持たないと、ママがどんなに頑張っても効果が出にくいものです。
ドーマンメソッドなら、学ぶ楽しみを感じられ、楽しいから勉強への好奇心を持って取り組むように。
さらに運動にも力を入れているので、運動神経を上げる効果も期待できます。
運動は脳への刺激と考えられているので、運動神経を一緒に鍛えながら右脳を育てられることに期待です。
そしてドーマンメソッドを受けて育った子どもには、次のような特徴があります。
- 語学や数が強い
- 運動神経がいい
- 理解力、判断力が高い など
生きるために必要な力の土台を、子どものうちに身につけられるのがわかると思います。
右脳教育は右脳の機能を伸ばして感性を育てる
右脳教育は、勉強というよりも想像力などの感性を中心とした、右脳の特徴を活かした方法が多いです。
大量の絵を高速で見るフラッシュカード、動く玉を見るそろばんなど、と考えると、勉強より感性の印象があるでしょう。
右脳教育という名前の通り、右脳の機能を伸ばしていく教育だね◎
幼いころは右脳の成長が早いですが、大きくなると左脳の方が成長が早くなり、右脳の成長が遅くなってしまいます。
子どものうちに右脳の機能を伸ばしておいて、大人になるに向けて左脳が成長すれば、両脳のバランスがよくなりますね。
右脳教育を受けた子どもには、次のような特徴が見られます。
- ひらめきや創造力が非常に高い
- 好奇心が強い
- コミュニケーション能力が高い など
すべて右脳の特徴なので、強化された後の結果といっていいでしょう。
人生に必要な能力ばかりなので、子どものうちにどんどん伸ばせるならチャンスですね。
ドーマンメソッドと右脳教育の共通点
2つの方法には、親子の関係性が重要という大切な共通点があります。
ドーマンメソッドも右脳教育も、親と一緒に取り組む方法です。
一番大切なのが、親子で楽しむこと!
右脳を鍛えるための教育だからといって、「できるようにならないといけない」という気持ちでやるとよくないです。
子どもへの接し方に退屈させない工夫、ママの考えを押し付けないことに気をつけないと、子どもが楽しんで取り組めなくなります。
ドーマンメソッドや右脳教育がいくら右脳を鍛えるのによくても、子どもへの愛情を伝えきれていなければ、効果が出にくくなるでしょう。
終わったときには子どもをしっかりほめて、スキンシップも取りながら全力で愛情を示してあげて下さい。
ドーマンメソッドと右脳教育の比較|まとめ
ドーマンメソッドは文字、数、知識、運動の4つの要素を中心に生きる力を、右脳教育は想像力などの感性を育てて能力の土台を作ります。
右脳を鍛える方法によって、子どもの可能性がどんどん広がっていくのが伝わったのではないでしょうか。
右脳を一番成長する時期に鍛えると、子どもの大きな成長につながります。
ドーマンメソッドも右脳教育も必要なのは親子の関係性、子どもは親の反応に敏感です。
子どもと一緒に楽しんで、愛情をたくさん伝えながら取り組んでくださいね。